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2004年11月14日

「東京するめクラブ」ファンの集い

以前当選したと書いた「村上春樹&吉本由美&都築響一 帰ってきた!東京するめクラブ」に行ってきた。

整理券には13:30開場、14:00スタートと書いてあったので13:30過ぎ、青山ブックセンター本店に到着した。既に90人以上が列をなしており、熱烈ファンのみなぎる力に圧倒されてしまってしばし呆然とした。外の喫煙所からその列を眺めていたのだがなかなか開場しない。仕方なしに列の最後尾に並ぶ。手持ちぶさたのまましばらくぼうっとしているとサイン本の販売が開始、それと同時に開場した。僕は発売日に買っていたし、サイン本のようないかにも商業主義的な販売物があんまり好きではないので、スルー。...するつもりだったのだけれど、席に着くやいなや「本日のサイン入り書籍の販売は人数分しかご用意しておりません」のアナウンス。卑怯だ。
わかってるんだ、それも商業主義における販売促進の方法だということを。確実に人数分以上あるに決まってるんだ。買わない人間から搾取するためのフレーズだということもわかってるんだ。僕はそんな子供だましには惑わされない。
そのようにして自分に言い聞かせ続け、気が付くと東京するめクラブの隊長と隊員2名が登場。村上隊長は想像以上に饒舌だった。イベントの内容は本のそれとほとんど同じ。本に載っている写真をiBookでスライドショーにし、それに加えて3人の座談会形式。それはそれで全く問題ないし面白かったのだけれど、集まったお客さんの過剰な反応が従順な信者の信仰心のように感じられてしまい、辛くなる。同じ目的を持った100数人を狭い空間に押し込めてしまえば、そうなってしまうものなのか。そんなふうに言う僕もあれよあれよという間に結局サイン本を買う羽目になってしまった。あれほど抗ったのに集団心理に巻き込まれてしまった。怖いですね、集団心理。まあでもせっかくなので記念品として本棚にしまっておきます。

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