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2007年5月28日

足していくデザインよりも引いていくデザイン

ネタフルさんでも紹介されていますがシイラ2.0が出ています。
Macユーザなら1度は試してほしい! - Webブラウザ「シイラ 2.0」の魅力に迫る

シイラは、木下誠氏を中心とする日本人技術者/デザイナー数名によって開発されたMac OS X用のWebブラウザである。「Macの美しいUIを損なわずに、Safariよりも高い操作性を実現する」ことを目標に開発が進められており、4月24日には約1年半ぶりのバージョンアップとなる「シイラ2.0」がリリースされた。
僕も使ってみたのですが、機能がいまいち整理されていないと感じました。

サムネイル化したPageDockは便利かもしれません。しかしそれによってブラウザの表示面積が狭まるので使い勝手が悪いと感じました。

このように便利な機能やツールを足していくのは制作者であれば誰もが思いつくことで、製品の主となる機能やツールを圧迫しないように付加するにはどうしたら良いかまで考えることはなかなかできないのが現実です。新しいデザインを足した後、余分なものを引いていくデザインがとても難しいのです。
携帯電話やオーディオ、ビジュアル関連のリモコンなんて機能を足しているだけで何の整理もされていません。
携帯電話は料金プランもそうですね。ユーザビリティが極端に低い。

確かにその製品やサービスの渦中にいる人ほど全部が必要に思えてしまうのもわかります。制作者やその企業のエゴ、利益、大人の事情が優先されてしまう体質があるのもわかります。
しかしそれはあくまで制作者や評論者の立場であって、一般ユーザーの視点ではないですね。複雑な事情があって結果良くわからないデザインになってしまうのは理解できます。しかしユーザーにとっては複雑な事情などどうでも良くて結果が全てです。
これは操作性が重要視される分野では顕著に現れますが、人間がつくり出すあらゆるものに該当することではないかと思います。そして、基本的にユーザー重視であるのは暗黙に了解されていることなのでしょうが、完全に忘れているよなと思わせるもの、制作者側の自意識や歪みが丸わかりなものが最近は多く見受けられます。
そういうのって余分だし、可能な限り引きたいよなと思っていたところ、この文章そのものが余分なのではないかとふと感じてしまいましたが、結局ポストしました。

あと、Geekは使い方を自ら見出すが一般ユーザー(ライト・ユーザー)は使い方を与えられる、というのもポイントかもしれないので、一応メモ。

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Categories | デザイン
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