2005年5月 8日
何故書き続けるのか?
以前書いたエントリ「日経のコラムでブログに関する文章が」にいくつかトラックバックを頂いたので、blogを書き続ける理由について考えてみました。
僕がこれまで書いてきたエントリには一貫性がほとんどない。どこかで見つけたエントリや記事に関するコメント、レビュー、tips、そして、放っておけば忘れてしまうような些細なできごとをほぼ思いつきで書いている。消費されるものについて、消費される文章で書いていると言ってもいいかもしれない。
一見すごく無駄のようにも思えるものをどうして書き続けるのか。僕に限って言えば、それらの文章が他者が存在するという前提で綴られる自己確認だと思っているからだ。故に書いたそのとき意味はあるが、ポストした後はそれほどの意味を持たなくなる。
でもブログはそのような既に意味を失ってしまったもので総体を形成している。個々にはほとんど意味が無くても、それが集まれば別の意味になる。書き続けることで記録(log)になり、例えば去年の今頃は何が注目されていて、何を考えていたのかが良くわかる。アルファ・ブロガーでもblog≒日記ブロガーでも書き続ければ目的別のデータベース、限られた個人のデータベースとして有効になってくる。書かれなかった空白の期間でさえ、ブログから足を洗わない限り記録され続ける。
個人ブロガーにおいて、エントリの総体としてのブログはたぶん書き手の影のようなものだ。それを面白いと思うかは読み手に委ねられるけれど、自己表出の場になってしまうことだけは気をつけた方がいいだろう。自己表出にならなければ、書く方も読む方も楽しめるはずだ。まあ、読み手に自己表出の思いが強くあるのであれば、そんな人たちは何に対してもけちを付けることしかできないので、健全なブロガーとブログ読者はその手の人たちをスルーするか、温かい目、あるいは生温かい目で見守ってあげるのがいいかもしれない。




コメント
└かず 日時: 2007.08.09
└えぎょ 日時: 2006.10.01
└ミルク 日時: 2006.07.13
└YAMASHITA 日時: 2004.07.21
└tanpoko 日時: 2004.07.21